UoPeopleとは
世界の貧困層をターゲットにした授業料無料の大学になります。
※正確には一つのコースを受けるたびに試験の費用$100かかります。
かかる費用は、学士の卒業までにおよそ40~50万円ほどになります。
私は、数ある学部の中でもコンピュータサイエンスの学部に入学しました。
UoPeopleに入学するには
学士の場合、高校の卒業証明ができれば入学ができます。
ただし、母国語が英語ではない学生は英語力を証明する必要が有ります。
英語力の証明の方法としては下記の2パターンが有ります。
1. 資格による証明
日本人に人気のTOEICは残念ながら含まれていませんが、なぜか英検は入っています。下記が一覧になります。
2. 英語の基礎講座(ENGL0101)に合格
英語力を証明できる資格がない人向けに英語の基礎講座が用意されており、この講座に73%以上の点数をとることができれば、英語力を証明できます。
私はこの方法で英語力の証明を行いました。
英語基礎講座(ENGL0101)
この講座は、9週間に渡って行われます。
最後の1週間は試験なので授業は8週間となります。
木曜日〜水曜日のサイクルとなっています。
各週大きく下記の内容の課題が求められます。
Discussion Forum
毎週短編小説のような読み物が与えられ、それに対して感想を書いたりします。また、他の学生も各自感想を投稿しているので、それに対しての評価とコメントを少なくとも3人に対して行う必要があります。
Writing Assignment
講座を通してエッセーを少しずつ作成していく形になります。
アメリカでは、割と有名な5-paragraph essayという5段落で構成されるエッセーを仕上げる形です。
また、これに関しても他の学生の評価を行います。他の学生の評価により成績が決まりますが、不当な評価を受けた場合は講座のインストラクターにメッセージを送れば成績を修正してくれます。
Learning Journal
これに関しては、インスタラクターが出す質問に対して回答を投稿し、インスタラクターが評価するという形になります。 私の場合は、この講座に対して何を期待するかなどの質問が出されました。
Self-Quiz
成績に関係はありませんが、毎週の講義の内容がクイズ形式で出されます。
Graded Quiz
成績に関係のあるテストになります。3週目と7週目に1回ずつ計2回与えられます。Self-Quizの内容と似たような問題が出るためSelf-Quizをしっかりやっておきましょう。
最終試験
9週目に行われます。これに関してはあまり講座の内容と関係ありません。短い会話文を読んで適切な単語などを選択する問題や短い会話文のリスニングを聞いて登場人物の発言の意図を選択するような問題が出題されました。
この試験で50%以下の点数を取ってしまうと今までがどのような成績だったとしても不合格になってしまうので気をつけましょう。
先輩方のブログとかをみているとそこまで難しくないとの記載をよく見るのですが、私としてはわからない問題結構あったなぁという感じでした。
私は成績としてはあまりよくはないですが、B+となりました。
試験合格後〜現在
試験通過後は、自動で2つの講座が次のTermの講座として登録されます。
私は、放送大学にも通っており放送大学については以下の記事に記載しています。もしよろしければこちらの記事もご覧ください。
[…] University of the Peopleについては、このリンクをご覧ください。 […]