Uopeople・放送大学の比較(同時に通ってみた)

Uopeople・放送大学の比較(同時に通ってみた)

概要

私は、現在、放送大学とUniversity of the Peopleの両方に通い勉強をしています。

放送大学についてや入学手続きについてはこちら

University Of the Peopleについてはこちらの記事を参照していただければと思います。

University of the peopleに関しては既に1年ほど通っていますが、放送大学もそろそろ初めての学期が終わろうとしているので、本記事では両方授業を受けた経験から比較していこうかと思います。

比較総評

早速ですが、まずは、複数の観点からどちらの方が良かったかをまとめて記載してみたいと思います。

観点UoPeople放送大学
授業内容良い普通
受講方法受けやすい受けやすい
課題量多い少ない
モチベーション維持維持しやすい自分で維持
スケジュール調整しにくいしやすい
最終試験受験方法オンライン会場※

※現在はコロナ禍のため、自宅受験可能

個人的な評価としては、Uopeopleに少し軍配が上がっています。後で記載していますが、Uopeopleのほうがアウトプットする機会が多く学んだ内容が定着しやすいので。

もちろん好き好きがあるのと、モチベーション等を自分で維持しながら勉強できる方は、スケジュール調整のしやすい放送大学がいいかもしれません。

UoPeopleも放送大学も受けた科目ごとに費用がかかるので両方受けてみて好きな方を継続するという形も良いのではないかとは思います。

比較詳細

1. 授業内容・受講方法・課題量について

UoPeople

Uopeopleでは、基本的にはテキストベースで学習します。(たまに動画教材もありますが)

大きく、Reading Assignment、Discussion Forum、Written Assignment or Programming Assignment、Learning Journal、Self-quiz、Graded-quiz、Final examがあります。

Reading Assignment

教科書のこのセクションを読めと言う課題が与えられます。この内容をもとに他の課題をこなすので最初に読むことは必須です。

ただし、とにかく量が多い、、、1科目で100ページくらいあることがよくあります。

イメージ
Discussion Forum

講師から質問が与えられ、その質問に答え投稿します。他の生徒も同じように回答を投稿してくるので、他の少なくとも3人の生徒に対しては返信・コメントを行います。

Written Assignment・Programming Assignment

こちらも講師からいくつかの問題が与えられます。それに解答して投稿する形です。次の週に生徒同士でお互いに採点し、成績が出ます。

Learning Journal

こちらは、一週間学習した内容の振り返りを行い、投稿します。講師が採点し成績となります。

Self-quiz・Graded-quiz・Final exam

学んだ内容を定着させるためのクイズになります。

self-quizはほぼ毎週出ます。成績には反映されませんが、学習内容を定着させるためにやったほうがいいでしょう。

Graded-quizは2回(たまに3回のものがあります)、Final examは最終週に一回あります。こちらは成績がつきます。

学習サイクル等

UoPeopleでは、このような課題が一科目9週間にわたって繰り返されます。

授業の中身としては、Uopeopleでは、毎週にわたり学んだ内容の問題をWritten Assignment、Discussion Forum、Programming Assignmentで解いたり、実装したりするので、学んだ内容を定着させやすいです。

それぞれの科目で学ぶ内容は科目ごとの記事しているので、そちらも確認してみてもらえればと思います。

放送大学

放送大学では、授業が開講すると全ての回15回分の授業動画がオンラインで公開されます。また、テキストも家に送られてきます。

そのテキストと授業動画を各自が好きなペースで進めます。

授業動画はこんな感じです

提出する課題は、学期の真ん中で一回(オンラインで提出可)と最終テストだけとなります。

各回で解かなければいけない問題はないため、放送大学は自分でテキストの問題を解いてみたり、動画で解説していた問題を解いてみたりと勉強に工夫が必要な印象でした。

ただし、やはり動画講義もついているとテキストだけでは分からないところが理解できるようになったりします。

また、放送大学では、Uopeopleに比べて数学の教科や専攻外の教科が充実している印象でした。

各教科の内容については、個別記事として書こうかとおもいます。

2. モチベーション維持・スケジュール調整

UoPeople

授業内容の欄にも記載しましたが、毎週期限が切られているので嫌でも課題をこなさなければいけないと言う意味では、モチベーションは自然と維持されます。

放送大学

特に厳しい期限等はないのでスケジュール調整は物凄いしやすいですが、それと引き換えに自分でモチベーションを維持していかないと何も勉強をしないまま最終テストを迎えてしまう可能性があります。

3. 最終試験受験方法

UoPeople

試験はオンラインでの受講になります。ただし、一部の教科では試験監督を準備する必要があります。試験監督は、親族や友達ではダメなのでなかなか用意するのが難しいです。知り合いで準備できない場合は、Proctor Uというお金を払って試験監督となる人を準備するという方法もあります。

放送大学

放送大学では、コロナ禍でなければ、会場に行って受験する必要があります。しかも受験日は平日・・・。仕事を休まなければなりません。受験日は受講科目を選択する際に参照するシラバスに記載があるので、受験日を考えつつ受講科目を選択する必要があります。

コロナ禍では、自宅に問題が送られてきて、それを郵送する形と聞いていますが、確認ができてないので試験を受験したら追記します。

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